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2008年 02月 08日
なつめってご存知ですか?日本ではほとんど採れないそうですが、乾燥したものが中華材料として売られています。つやのある赤茶色の大きな実。中国には「一日三棗(なつめ)終世不顕老」(一日三個のなつめを食べれば老いが顕われない)という諺があるそうで、漢方薬にもひんぱんに使われ、すぐれた栄養と薬効があると言われます。
能書きはさておき、これをお粥にしてみたらとても気に入ったのでご紹介します。プルーンのような力強さのある甘さがあり、干した果実の持つ深みがあります。食べるとお腹の底から元気が出そうな感じ。きっと身体が欲してたんでしょう、あっという間に平らげてしまいました。朝の定番になりそうな予感です。 今、中国の餃子事件が話題になっていますが、中国の食文化はとても豊かで奥深いのに、悪い面だけが強調されているように思います。残念ですね。もちろん異物を食品に混ぜるなんてもってのほかですが、より便利を追い求めた私達日本人も、我が身を振り返るべき時に来ているのではないでしょうか? [作り方] 米 半カップ 棗 5、6個 水 3カップ半 全部を鍋に入れ火にかけ、沸騰したら弱火で30〜40分炊く
by mocomoco-sherbet
| 2008-02-08 09:08
| お粥
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