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2010年 04月 13日
昨年の1月から帯津三敬病院で診察を受けています。主治医は帯津良一院長。帯津先生は統合医学の草分け的存在でたくさんの著書もあり、とても有名な先生です。がん治療には手術、抗がん剤、放射線が三種の神器ですが、それだけではなくもっとやさしい治療法、ホメオパシーや漢方、気功、食、気持ちの持ち方などからもアプローチして病を克服していこうという先生の考え方が好きだからです。3ヶ月に一度、埼玉の病院に出向いて診察を受けています。
2007年の放射線治療で一旦は治癒した舌&中咽頭がんが、2008年秋に肺とリンパ節に転移してから、3度の抗がん剤治療を受けました。2008年秋、2009年秋、そして今年2010年の3月の合計3回です。この抗がん剤をするかしないかでかなり自分の中で迷いましたが、広島の病院の先生の意見と合わせて、西洋医学と東洋医学、両方の知識を持った帯津先生のアドバイスを受けることができたことがとてもよかったと思います。 先生の診察はリラックスしてほっとできる雰囲気です。最近の体調を報告した後は、脈をとり、舌をみて、首まわりのリンパを触診、胸と背中に聴診器をあてて音を聴きます。次に仰向けに寝てお腹を軽くおさえます。近頃はどこのお医者様もあまりしてくれない診察方法ですよね。これでだいたいの様子がわかるのだろうと思います。 私はラッキーなことに3月の抗がん剤が効いて、その後のPETでは腫瘍はすべて消えていました。じゃあ、これからどうしていこうか、という作戦を先生と練ります。やはり抗がん剤から卒業するには身体の免疫力を高めるのが一番ということで、そのような処方のホメオパシーを出してもらうことに。他には特に薬は飲みませんが、私の場合は太極拳で気の流れと身体を整え、栄養面ではサプリとしてミキ食品を今まで通り取り入れていきます。あとはもう、早寝早起き、リラックスして過ごす。そらからワクワクして生活するってことですね。先生は「戦いに使える武器は多い方がいい」、と言われます。だから民間療法やサプリメントにしても、頭から否定はされません。患者の話をふんふん、と真剣に聞いてくれるところがとても好きです。 今回もまたなごやかな雰囲気で診察は終わり、先生のしっかりとよく通る声にまた元気をいただいて帰ってきたのでした。
by mocomoco-sherbet
| 2010-04-13 18:12
| がん
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