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2008年 08月 11日
同じ生きるなら、楽しむ時間をたくさん作って、心豊かに過ごす時間が多い方がいいに決まってる。もちろんそのためにはそれなりの準備や、ちょっとした手間や努力は必要だけど。そこんとこをクリアして、実行に移して体験して初めて実感することなのだ。 水着に日除け、大きなバスタオル、クーラーボックスに小瓶のCAVA(スペインのシャンパン)におやつを少しを持って出かけた。今年初めての海だ。日中の暑さがピークが過ぎるころの、午後3時すぎ。ビーチに到着したのは午後4時半、でもまだ十分に陽は高いし暑い。砂浜に日除けを設営して、まずは海につかりに行く。思ったより水は冷たくて、きもちいい。海水に浸かると、見てるだけよりずっと開放感があって小学生みたいにはしゃいでしまう。周りは海と空だけだ。ひと泳ぎしたら浜に上がってCAVAをグラスに注ぐ。海に、夏に、そしてこうして今年も来れたことに乾杯! 水着でグラス片手に眺める海の風景は最高だ。 碧い海、青い空、遠くに見える島、釣りをする人、泳ぐ人…。私は自分がなくなって自然の一部になって風景を眺めている。日常の雑念から解き放たれて、こころがほぐれていく。海のようにおおらかになっていく。寝転がると砂の温かさがほほに伝わって気持ちいい。 それに海辺というのは風があって意外と涼しいのだ。日頃の暑さを忘れてボサノバを聴きながらゆるーい時間を満喫する。暑くなったら海に入って、肌寒くなったら浜で温まる。こうしてずっと時間が経っていったとしたら、90歳くらいまで元気に生きられそうだね、とか言いながら… 海に出かけるとなると、準備だなんだとおっくうにに感じるかもしれないけど、ほんの2、3時間でも至福の時間を味わうことで人生はずっとすてきになる。これを味わうことができるかどうかは、実際にそこへ行くか行かないか、の差なのです(ただ日除け対策だけは万全にね…) 同じ人生なら、こんな時間をなるべくたくさん過ごしたい、と改めて思ったのでした。
by mocomoco-sherbet
| 2008-08-11 15:34
| 海時間
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