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2008年 02月 09日
冬は牡蠣がおいしい季節です。私の住む広島は牡蠣が名産で、この時期には土手鍋、フライ、炊き込みごはん、殻つきのグリルなどなど…いろんな形で登場する人気者。牡蠣は滋養に満ちています。人間の命を司る40の栄養素を円で表したものを生命の鎖と呼びますが、牡蠣はこの鎖をまんべんなく繋ぐことのできる、稀なえらい食品なのです。ほぼ完璧に、ビタミン、ミネラル、アミノ酸を含んでいるということですね。特筆すべきは亜鉛が多いこと。亜鉛は免疫を上げるなど様々な力を持っていますが、味蕾の現象による味覚障害にもよいそうです。果たして放射線で焼いた味蕾が戻ってくるかどうかはわかりませんが、ちょっと期待したいところです。また、がん患者には亜鉛の欠乏が見られるという報告も…是非ともこの恵みを摂り入れたいところです。
さて今日は私の心の師匠、辰巳芳子先生の本を参考に作ってみました。一口いただくと、凝縮された牡蠣のエキスが身体にしみこむ感じ。濃厚でまったりして…さすが、元気が出そうです。少し舌にしみたので牛乳でのばしてみるとマイルドで食べやすくなりました [作り方] 牡蠣 500g(塩、酒少々) 米 1/3カップ強 日本ねぎ 5㎝長さ4本 (刺激がなければしょうが 1かけ) 昆布出汁(または水) 適量 甘口白みそ、中辛みそ 合わせて大さじ4 細ねぎ(又はせり、三つ葉)適宜 ①牡蠣は小ザルに入れて塩をふり、振り洗いして流水で洗い、水気を切る。鍋に並べて 酒をふり、途中返して、ふっくらするまで火を通す。返し汁はとっておく ②かきの縁のひらひらをスプーンで離し、残りをすり鉢ですってから裏ごしする ③別鍋に洗った米、かきのひらひら、ねぎ、しょうがを入れ材料より5センチほど上ま で出汁を加えて弱火で静かに炊く。 ④米がやわらかくなったらミキサーにかけ、さらに裏ごしする。ここに裏ごししたかき を入れ、みそをこし入れて、温める。細ねぎなど青いものを添えて供する。 ※米の代わりに白粥やごはんを使っても。その分、炊きあがりが早くなる 口当たりを優しくするために牛乳でのばしてもgood
by mocomoco-sherbet
| 2008-02-09 10:57
| スープ
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